ユング心理学をベースに、タロットカードに代表される神秘主義、世間でいうオカルトの本を読み始めた日( 10月30日 )。出会う度に好きな作家だが、まだまとめ読みしていなかったというだけで手に取った本が、後日借りるとしょっぱなユングの話から始まりました。
それも シンクロニティ
(=意味を感じさせる偶然)、ユングの発言の中でもっともオカルトに近いと評される概念の話。 なんというシンクロニティ !!!
いや、合理的に解釈すれば、タロットの神秘主義を勉強しなおしたくなるような心情が、今まで読んだことのある作家の中から似たような世界観をもつ人をふと思い出させたのだろう。
余談だが、シンクロニティについては、かつてこんな発言をしたことがある。
自分の心が求めている象徴が含まれているから、出会ったときの印象が深いと解釈すれば、確率や統計と関わりなく意味のあるカードなのです。
確率に対するセンスがない、という話も5月1日に書いているね
この本、 奇偶
は 2002年の雑誌発表、刊行。50年、100年前の本と呼応するのは楽しいが、たかが7年前の本と、今の自分の考えが随所で照応し、刺激になるというのはある意味悔しい。どういう意地なんだろう。
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