2009年11月30日

さよなら (機関車)

徹夜と、用事が終わった安心・疲れで倒れるように眠っていた。

ずいぶん寝たように感じたし、外も相応に暗くなっていたが記録を見てびっくり。寝込んだのは16時過ぎ、起きたのは18時前だ。すごく寝た意識なのに。

たしかに、空腹に対処するべく起きたので、そうでなかったらもう一度眠っている。

つらかったな。13時過ぎまで準備で徹夜、そのあと3時間近くミーティングをしていたのか。

17時までに振り込み… どころか一時的な金策もできなかったので機関車ドメインの維持はできなかった。さすがにこの時世、明日には別の人が取るだろう。

さよなら機関車.jp。さよなら、ゆいいつ やえもん@きかんしゃ を僭称していた過去


…とはいえコンビニ払いとかで、せめてあと一年なんとかならないかも少し足掻こう。ちと捨て方が無責任か

2009年11月27日

蝶はなぜ飛べる

航空力学から分析すると、蝶が飛べるわけがない。あたかも蝶自身が飛べることを疑わないから飛べるかのようだ と読んだのは中学生の頃に読んだ山田正紀「蝶たちの時間」からだった。

ただし、文章はアレンジした。

近頃の漫画ではハチドリが飛べるのは、ハチドリが飛べると信じているからだ というのもあった。

人が生きられるのは、生きていけると信じているからだ。その確信が揺らいだ状態が鬱病と呼ばれる状態なのではないか、と。ふとそう思った。

OTC 類似薬ってなんじゃらほい

行政による事業仕分けで漢方薬に保険が効かなくなりそうだ という噂をきいて、ちと調べた。OTC類似薬と分類されたのがいけないという。

OTC薬とは

英語の「オーバー・ザ・カウンター・ドラッグ(Over The Counter Drug)」の略で、医師の処方せんがなくても、薬局・薬店で購入できる一般用医薬品のことです。

同サイトのトップページ より

OTC(Over The Counter drug)とは、薬局で買える一般用医薬品を指します。 昨今、健康意識の高まりから、健康関連番組や、さまざまな種類のサプリメントがもてはやされています。

OTCOTC 類似薬 の区別がよくわからないな。

漢方薬が、ビタミン薬剤と同等に扱われるということか? いや、OTCOTC 類似薬 は違うのかもしれない。調査続行

毎日.jp11月13日

11月11日の政府の行政刷新会議ワーキンググループによる「事業仕分け」で、「湿布薬・うがい薬・漢方薬などは薬局で市販されており、公的医療保険の対象として見直すべきではないか」と議論され、15人中11人が賛成したことから「見直し」との判定となってしまった。

毎日.jp11月20日

医療用漢方製剤を保険適用から外すかどうかは行政刷新会議から離れ、厚生労働省に移ったと理解するが、厚生労働大臣の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)は医療用漢方製剤の有用性を理解しているので、保険適用から外されるリスクは非常に低いと解説。

薬局で保険なしで売られている薬(=OTC) とほぼ同等(=類似) なのに、保険の対象にするのが間違っているという主張ですか。

たしかに、ね。漢方薬はみな処方箋が必要とすれば良いんだろう。素人が自己判断で漢方薬を服用しても滅多に効かないし、適切な医者に処方してもらわないとね。

それだけでなく、どんなに仕事が忙しい人も、医者に気兼ねなく掛かれる社会体制が必要だよね。漢方薬に限らず、市販の風邪薬・頭痛薬でごまかすよりも、医者に掛かって適切な薬を適切な分量処方してもらえるのが一番幸せ。

つまり、医者が余って競争が激しくなり、日曜祝日・夜間でも営業しないと経営が成り立たないほどにならないといけないわけだ。

あーあ、これじゃ酔っ払いの戯言だよ。今日はシラフなんだけれどなぁ。

漢方薬はみな処方箋が必要だと、漢方医の出すありとあらゆる薬に薬事法の点数が必要とかいう話に短絡しそうで、これもまた現実的でない話なので。せめて署名運動 に参加しておきましょう。

「奇偶」読了

ユング心理学をベースに、タロットカードに代表される神秘主義、世間でいうオカルトの本を読み始めた日( 10月30日 )。出会う度に好きな作家だが、まだまとめ読みしていなかったというだけで手に取った本が、後日借りるとしょっぱなユングの話から始まりました。

それも シンクロニティ (=意味を感じさせる偶然)、ユングの発言の中でもっともオカルトに近いと評される概念の話。 なんというシンクロニティ !!!

いや、合理的に解釈すれば、タロットの神秘主義を勉強しなおしたくなるような心情が、今まで読んだことのある作家の中から似たような世界観をもつ人をふと思い出させたのだろう。

余談だが、シンクロニティについては、かつてこんな発言をしたことがある。

自分の心が求めている象徴が含まれているから、出会ったときの印象が深いと解釈すれば、確率や統計と関わりなく意味のあるカードなのです。

確率に対するセンスがない、という話も5月1日に書いているね

この本、 奇偶 は 2002年の雑誌発表、刊行。50年、100年前の本と呼応するのは楽しいが、たかが7年前の本と、今の自分の考えが随所で照応し、刺激になるというのはある意味悔しい。どういう意地なんだろう。

珍しい雨

渋谷駅、 JR 券売機の前を歩いていたら、いきなり目の前に一円玉が降ってきた。
目に入るだけで四枚、一直線に並んで落ちた。

斜めうしろに落ちたのを初老のご婦人が、眼前の二枚を私が、その先の一枚をふたり連れの女子高生が拾い、四人で顔を見合わせる。

なんでしょうね、これ

あの辺りから降ってきましたね

と天井をみていると、五人目、若い女性が教えてくれた。

オジサンが投げていましたよ。

えっ?

あのキオスクで買い物をして、渡された小銭をそのままぽんと

それらしき人は、見渡してもいない。顔を見合わせる四人の女性に踏ん切りをつけるように、どうしようもないし、珍しい出来事だからお守りにしましょう と明るく言って、その場を離れた。

とはいえ、投げた人の心情はあまり良くない感じだな。厄払いのつもりだったりしたら、持っているのは縁起が悪いかもしれない。

2009年11月26日

渋谷のワッフル閉店

渋谷駅、井の頭線から東急東横線のほうに抜ける通路、階段の下に、名物のワッフル・ソフトクリーム屋と立ち食い蕎麦屋がある。

ワッフルが焼ける良い匂いが、今日はひと際漂うと思いながら通り過ぎかけ、ふと見ると月末で閉店の告知がされていた。

別れを惜しんで注文が続くから、匂いが漂っていたのだね。

最近では、2年ほど前にプロポリスを飲んだ程度。だが30年以上前に母に連れられて、ここで牛乳を飲んだような記憶もある。

懐かしくて、缶コーヒーでさえ控えるほどの節約生活をしているが、一枚買ってその場で食べた。

庵の契約更改

独居する庵の、契約更改の書類を書いてきた。

仕事の打ち合わせで池袋に出るついでに、渋谷の不動産屋 を訪れたのだ。

郵便を整理していて、更新の意志を確認する往復ハガキに気づいたのが10日。先月の末までに返信してくれと書いてあったのに慌てて電話で意思表明をした。すぐに書類が送られてきたのだが、これも封をきる前に紛失。

即座に処理をしないといけない事務書類、をまとめていたのを一度に見失ったのだよね。さすがに本腰をいれて、部屋の片付けを月曜日から粛々と行っているが、先行して、これを処理。

打ち合わせが終わるのがたぶん15時前後。確実を期すならば16時と電話で伝言を、席を外していた担当の方にお願いしたのだが。途中で連絡をする機会もなく17時を回り、18時にやっと不動産屋に到着。快く迎えていただいた。

小一時間、あれこれ話をしながら書類を書き捺印した。更新の費用は後日振込み。

そうか。行くアテもなく放浪し、倒れかけ、下宿っぽい処を借りたほうが廉いとお願いしたのは、12月28日、年内最後の営業日だったな。あれから、2年か。

大家さんに先に確認をした上での、契約更改の意志確認だったそうだ。案外に、良い評判を大家さんが話されたと聞いて安心した。

相手の都合を考えて郵送になってしまうが、やはり対面して書類を書いてもらい、話をするのが安心ですよ、とは不動産担当者の言葉。時間がある限り、まめに顔出しをするのが社会を円満に過ごすコツだと実感。

今回は、賃貸や火災保険の契約書を熟読して、話のタネも色々と仕入れた。2年前は、こんなにネタの詰まった情報源を見落とすほど余裕がなかったのだと思った。

目次 11.26.

外出から帰ってきたら、手帳にネタを書いたメモが並んだ。

これから順次、書いていき、リンクを貼ろう。

2009年11月20日

図書館で借りなかった本たち

10月30日、梅ヶ丘図書館

この日は、書店でざっくりと嘘神 を立ち読みしてしまったのを憶えている。先が楽しみな新人ではあるが、目だけはやたらに高い私の基準では、いまいち驚きが足りない。安易に感じた。

平積みになっていた、森巣博の文庫新刊 二度と戻らぬ も、ほぼ半分読んだな。べつに、いつ読んでも楽しめるし、読まなくても森巣さんの小説が読んでおもしろいのは分かっているから良いや、と巻を置けた。

日本教文社のユング著作集。この図書館には全巻揃っているのだが、今読み返すと引きずられるからやめておこうと思った。中学・高校生のころに2回、この図書館から借りて通読している。

山口雅也「チャット隠れ鬼」, 「奇偶」

森巣博「非国民」これは博打ではなく覚醒剤中毒の話。やはり半分まで読んだ。

そのもう一回まえの梅ヶ丘図書館

おまえはケダモノだ、ヴィスコヴィッツ (アレッサンドロ・ボッファ) …凶暴だが美しい幻想の本だった。これも、忘れることはないし逃げないから保留。

11月20日、経堂図書館

「人誑しの」ブラック謝罪術 …何項目か読んで、べつにブラックとも人誑しとも思わなかったが。言い訳といわれないようにうまく謝罪するのは苦手なので、職業復帰のめどがついたら借りてざっと読もうと思った。今は、借りても読まないや。

シュガー社員が会社を溶かす (田北百樹子 ) …閲覧室で読み終わった。こんな困る奴がいるという話だけで、生かすやりかたも避けるやり方も、辞めさせるやりかたも書いているわけではない。非建設的な本。

携帯電話の中のメモ帳の整理でした。

NHK のラジオニュースをインターネットで聴く

NHK 国際短波ラジオのニュース( mms://wm.nhk.or.jp/rj/on_demand/wma/japanese.wma )が、ネットから音声だけでざっくり聞くには、時間も手頃で良かったのだが。

最近、更新が不定期なのが酷くなって、24時間以上も前のニュースだったりする。

やむをえず、r-news の最新を、ブラウザを立ち上げずにコマンド一発で聴くスクリプトをざっくりと書いた。(改訂があったので初期ヴァージョン省略)

60秒のバッファはてきとうに。

え? mplayer 側でバッファを指定すれば良いじゃないかって? いや。人間もうっかり聞き流してしまい、巻き戻して聞き返したりするからローカルキャッシュは必要なのです。

2010年12月/改訂

NHK の出す HTML が変わったので、対応しました。

ついでに 他のプロセスが音楽を鳴らしていたら一時停止ダウンロードだけしておいてあとで聴く の二つの機能を追加。

#!/bin/sh -euf
#
#   $Id: nhk-long.sh,v 1.7 2011/01/12 13:38:32 yaemon Exp $
#
WGET=/usr/local/bin/wget
MIMMS=/usr/local/bin/mimms
ASX=`$WGET -O - http://www.nhk.or.jp/r-news/ | \ grep asx | head -1 | nkf -w | sed -e 's/.*href="//;s/".*//;' `
MMS=`$WGET -O - $ASX | \ grep HREF | sed -e 's/.*="//;s/".*//'`
OUT=`echo $ASX | sed -e 's:.*/::;s/_.*_/_/;s/\.asx$/.wma/;'` OUTFILE=$HOME/download/nhk/$OUT

if test -f $OUTFILE ; then echo "file exist: $OUTFILE" 1>&2 exit fi
if test $# -ge 1 && test "$1" = "download" ; then $MIMMS $MMS $OUTFILE else $MIMMS $MMS $OUTFILE > /dev/null 2>&1 & sleep 90 MUSIC=`pgrep ogg123 || pgrep mplayer || true` if test ! -z "$MUSIC" ; then kill -STOP $MUSIC sleep 2 fi /usr/local/bin/mplayer $OUTFILE if test ! -z "$MUSIC" ; then sleep 2 kill -CONT $MUSIC fi fi

フェンネル大陸 4〜9 読了

13日、14日の出来事で、たくさん書きたいことがあると思っていたら既に一週間。

書けないと泣き言を言っているヒマがあったら、そのあとの読書記録でもしますか。

思想書・技術書・オカルト本ばかり読んでいると気が滅入ってくるので、月曜から水曜日は気楽な小説に専念した。前にも書いたが、1〜3 巻を古本屋で購入していた フェンネル大陸偽王伝 の 4〜7巻、続く真王伝 の 1巻。高里椎名・著

おもしろかった文章

偽王伝5巻「風牙天明」p.23

今ある状況に順応しようとするのは利口な手段だけどね、世の中ってのは意外に馬鹿な奴ほど得をする。賢いフリして自分勝手に線引きして、思考を停止した人間に都合の良い未来なんか降って来ない by サチ

同書 p.29

まぁ、英雄なんて結局は皆の憧れと不満を一身に背負う貧乏クジだけどね。 by サチ

同書 p.225

算数なんて嘘吐きよ。パパを五番目に好きな人が五人いても一番にはなれない。パパは助けて貰えないで、五回死んじゃうんだわ。一番好きな人に同じように想って貰うことと、百人の好きな人に百番目に好きだと言われることは同じじゃない。 by マリィ

偽王伝7巻「終焉の詩」p.272

ボルス様の夢は叶わないと思います。でも、僕はあの人に忠誠を誓う。最後まで味方でいると決めました。だから、皆に虐められるくらい何でもありません。

馬鹿だな

真摯な決意を一蹴されて、クレイノアは流石にムッとした。

貴女は──っ

そういうのは『好き』と言うんだ

そういえば、この本を読んでいた三日間、書籍は充分にドラマティックなのに精神が安定していたな。

2009年11月19日

今晩の東京は、星降る夜

動画を観る

ひさびさに YouTube をみた。

テレビを観ないで20年経ったので、たいがいの歌手をしらない。ちかごろ YouTube のこの歌が良かったよ という話をよく読むので、興味を惹かれてよく観る。[関連動画] でおもしろそうなものも辿る。途中で時間がなくなり、[クイックリスト] に仮に並べたものを、未整理と名づけたリストに保存する。

気づけば、半年で 108 の未整理 = まだ観ていない動画が溜まっていた。

いま、ひさびさに flash blocker を切って、自動連続再生で 108 曲連続で流している。

しらなかった歌手とか

すでに整理済みのところから挙げると、ミュージカル映画が好きなのに、Funny Girl , チキチキバンバン に私好みのシーンが集まっているのを知らなかった。いつか映画館や DVD で通して観たいものだ。

川崎あいとか、青山テルマという歌手も知らなかった。

いま連続して、山崎まさよしの曲が流れている。

耳にしたことがあるがいくら探してもないな、と思ったら パセリ で探してもないわけだ。セロリ

と書いて笑われたことがあるくらいに知らなかったが、フォークの系譜で落ち着く。風味堂といっしょに教えてもらったのだったかな。

そういえば、Michael Jacksonミハエル・ジャクスン と読みそうになるのは、私だけ?

いまは Jacque Brel が連続して流れている。30年ほど前のシャンソンが好きだから、むろん名前は知っていたが。女性歌手の声で馴染みのある名曲の数々が、この夭逝した歌手の作詞作曲と思って聴くと興味深い。

手許で視聴する

著作権にどうなの、という話もあるが。

前に、雑記帳でDownload Helper の話を書いたことがあるが、100回のダウンロードで金を払うことを求められたので乗り換えた。

今は、 Net Video Hunter を使っている。日本語 (や、C ) がファイル名から落ちるのが問題だが、直感的に使える。

もってきたファイルを、今はこんなスクリプトで mp4 にして保存している。フラッシュのファイル( .flv ) だと、 mplayer で再生できないファイルも多いので。

ffplay コマンドだと、一つ終わっても次に行かないで停まってしまう。

気軽にさっくりあげたが、ffmpeg で作る mp4 ファイルはやたらにファイルサイズが大きいので、納得のいく形式を探してある日いちにち費した代物。

#!/bin/sh -eu
#
#   flv2mp4.sh      2009-10-20 yaemon
#
BACKUPDIR=$HOME/video/flv_backup
MP4DIR=$HOME/video
LIST=flv2mp4.`date +%m%d`
for file in *.flv ; do echo $file base=`echo $file | sed -e 's/\.flv$//;s/ /_/g;s/^YouTube_-_//;'` if ! test -f $MP4DIR/$base.mp4 ; then if ! ffmpeg -sameq -i $file -f avi /tmp/$base.avi ; then echo "Can't convert to .avi $file . abort" rm /tmp/$base.avi exit fi if mencoder -profile encoding /tmp/$base.avi -o $MP4DIR/$base.mp4 ; then rm /tmp/$base.avi mv $file $BACKUPDIR echo "$MP4DIR/$base.mp4" >> $LIST else echo "$MP4DIR/$base.mp4 exist. skip" fi fi done
$ cat $HOME/.mplayer/mencoder
[encoding]
quiet=yes
of=lavf=yes
lavfopts=format=mpeg4
ovc=lavc=yes
oac=lavc=yes
lavcopts=vcodec=mpeg4:acodec=libfaac:mbd=2:trell=yes:v4mv=yes:vglobal=1:aglobal=1:autoaspect=yes
noencodedups=yes
noskip=yes

音楽を聴くときの演奏はこんな感じ。

$ cat $HOME/.mplayer/config
[default]
volstep=100
# osdlevel=3
osdlevel=1
fs=yes
ao=oss
[sound] softvol-max=30 quiet=yes vo=null
$ mplayer -profile sound ~/video/*mp4

2009年11月17日

恥ずかしながら

ブレーカが落ちて、電源を入れ直したらルータが外に接続できなくなった。

もしやと思ってプロバイダに電話したら、支払い手続き(自動引き落とし)の期限を勘違いしていて、IDがとうに失効していた。PPoEが繋がったままなので使えていたらしい、苦笑。

仕事などに差し支えるので、ごねて明日の昼間からの再開通にしてもらえた。ペナルティはひと月分の980円かな。

今晩はゆっくりと部屋を片付けて、本でも読むさ。

(メール投稿)

2009年11月15日

じつは blogger.com には [イイネ] ボタンがある

デフォルトの文言はなんだったかな。

わっさーtwitter に経緯を表して、イイネ とも fav とも変えなかったが。各記事の末尾に、チェックを入れる場所がある。

気に入ってもらえなくとも、サインをもらえないかと思って 読んだで! と変えた文言でに変えたが、公式日記をこちらに退避して、まだ一度ももらったことがない。

[次の日記] をクリックして、しょっちゅう見ず知らずの人の記事も読んでいるのに自分もチェックしたことがないのは、設定を有効にしている人が少ないからだろうと思う。

2009年11月12日

はじめての鎌倉

鎌倉へ

このところ、たまたま湘南・鎌倉づいていた。

たとえば、10月25日に入手した青の炎 (貴志祐介 / 2002年) と 駆込寺蔭始末 (隆慶一郎 / 1999年)。どちらも、私の好みからいうとムラがありすぎる作家なので、古本屋が閉店の投げ売りセールなどやっていなかったら読むことはなかった。

たとえば、連載当時に楽しんでいたが、まったく忘れていたが故に、春からのコンビニコミックによる再販をほとんど揃えてしまったテニス漫画 LOVE(石渡治)。

たとえば、電子書籍で携帯から読み始めた海街 diary (吉田秋生)

先月27日、嵐の雨音に誘われてみた夢の綺麗な海のことを考えるうちに、湘南の海を見て鎌倉観光をして帰ろうと考えたのは自然な話だろう。

北鎌倉

まだ青いもみじ

北鎌倉の駅に着いたのは、14時半だった。

目当ては古陶美術館というところが、 私らしく間が抜けている。観光でこの駅に降りる人のほとんどは、瑞鹿山円覚寺が目当てです。

この、まだ青いもみじの木も、円覚寺の山裾。

前日まで雨が降っていたので、雲の流れが速かった。両目で見ないと伝わらないので写真は撮らなかったが、円覚寺の杉の木・山裾から目を空に向けると、杉の高さ、山の高さだけ空が遠くに見える。近所では見られない景色だ。

古陶美術館・看板古陶美術館・門飾り古陶美術館・門番

古陶美術館の門前に、地元の友人を呼び出して待つ。

昭和の初期にモダンと呼ばれたような、黒い壁の上に脆そうなガラスの窓。丸く手入れされた庭の木。門番は梅。梅の根元にある石は、中庭の日本庭園からもってきたのか、水に穿たれた跡が幾筋かあった。

門を背に、横須賀線の向こうを見れば、海に向けて低くなる土地に、山頂を見下ろせる形で山が連なる。

歳時記で 見た日に遭う鳶 間近から 腹を見せては ついと立ち去る

美術館を背に友人と鎌倉市に向かって歩いたとき、八瀬の山道を思い出した。

土日は観光客でいっぱいだと聞き、民芸風に仕立てた喫茶店の並びを見ながら考えた。また平日、こんどは東慶寺から先に観て、美術館に来よう。

鎌倉街道・中道

鎌倉に向かって、街道を歩く。

往時は知らず、今は高校生がぽつぽつと連れ立って歩くのみ。車の往還も切れ目はないが、のんびりとしている。

観光客向けの煎餅屋 (うっかり旅の気分になってぼったくられた)、アイスクリームの店が一軒ずつと蕎麦屋があるほかは、店としては寂れた雑貨屋・兼文房具屋・兼駄菓子屋しかない。

妙に清潔な雰囲気で歩き煙草もできず、ひたすらに歩く。

モニュメントに目を奪われてその名前を見れば作った人を偲ぶ石碑がその前に

何度か観光バスが停まっている大きな寺の横を過ぎるうちに、大きなモニュメントに当たった。

巨福呂坂洞門、落石を避ける施設だという。

これを過ぎた頃から、両脇から階段を登って訪れるような、きちんとした佇まいの、だがやはり今は物好きな観光客しかこないような寺がちらほらと。

京都でいえば、一乗寺あたり。夕方も五時を過ぎれば参拝客を断り、寺というよりも庭を見せる小商いになっているところがまったく同じ。

齢も四十を越えれば、鎌倉を歩いていながら照応する別の街との共通点が響く。いまを歩いていながらきちんと寺だった頃の善男善女で賑わう姿が浮かぶ。

神奈川県立近代美術館

唱歌で有名な隠れ銀杏、で有名な鶴岡八幡宮の横を迂回して通る。

鶴岡八幡に照応するのは、京都御所。写真は神奈川県立近代美術館の庭。

ブーローニュの森あたりに、こんな土の緩い庭を擁した美術館がやはりあった。 社会科見学というと連れていく教師はもちろん中の絵画・彫刻を見せたいわけだが、建物や庭の佇まいのほうが気になって独り列を離れる、そんな子供だった。

近代美術館というと睡蓮の浮かんだ庭とテラスを造りたがるのは、建築家の怠慢かもしれないが、悪いものではない。

過ぎれば、すぐに鎌倉の市街。

小町通り

鉄の井 (くろがねのい) のある角から前と左に賑やかな道があるが、前にまっすぐに歩けばすぐに賑やかな通りになる。人力車が客待ちをしているのが目印だ。

古本屋があるのが良い。

食べ物屋は、山の中の観光地のように蕎麦屋が目立つ。

女学生をターゲットにしたような工芸品、占いの店が点在するエリアから、段々に寺の参道の裏側として賑わっていた名残りの業種が目立ってくる。

良い香の匂いがする、格式の高そうな店を冷やかしたら、中は銀座・日本香堂 の練り香ばかりであった。

いや、鎌倉が本店だったのか と店構えに騙されて、帰ってから調べたのだが。

抹茶餡蜜

ふたたび合流した地元の友人に、観光ずれしていない甘味処を案内してもらう。

写真は抹茶あんみつ。600円はしない。

一番の人気商品は汁粉だそうだ。湿気ていて多少汗ばむ感じだったので注文しなかったが。

水で口の中の甘味を流して済むほどストイックでもないので、無理を言ってもう一軒付き合ってもらった。

ブレンドコーヒー

小町通りを見ながら、もっとも入りたかった店。木と煉瓦としっくいの店。生の画が何枚も飾ってあり、独りで入ったならば新聞も楽しめる、店の趣味を出した本棚もある。

写真を撮って気づいた。 は日本の喫茶店の歴史が描かれた本で、同じカップの写真を見たことがある有名店、老舗だ。

とはいえ、万人にお勧めできない。私は、こういう日常に飲むための、成分は濃いが澄んだ味を出したのが好みなのだけれどね。青山・大坊やイノダコーヒーを至上とする人のほうが世の中に多いのは事実。

600円だったかな。メニューにあったエスプレッソが、たぶん味の濃いコーヒーの好きな人向け。

丸七アーケード

牛乳の自販機

ひとりになってから街を歩いて、寂れた感じのアーケードをみつけた。写真はいかにも古い雰囲気を漂わせながら現役で清潔な牛乳の自販機。

二軒の飲み屋を発見。ひとつは立ち飲みでちと単価が高い。入り口の近くにある、昼の定食を売り物にした、名のない居酒屋を覗くと、刺身が一律600円というのを見て 海の近くの店で生魚が食べたかったのだ と思い出す。

もちろん、名前がないわけはないだろう。ただ看板に目立って書いていないだけだ。

居酒屋の内装 / 1居酒屋の内装 2

煙草の煙でいぶされ、ベニアがさらに黄ばんだ内装、漫画が並び、スポーツ新聞がある。カウンターだけ、独りで切り回している店。

初老の常連客と話している女将さんの邪魔をしないように、なにも考えずに日本酒を頼んだ。二合とっくりになみなみといれてくれた。

このアーケードは戦後の闇市が元で昭和26年から変わっておらず、鎌倉駅ホームからみると色の不揃いなトタンでツギハギの屋根が見えるという。だが寂れて見えるのは18時過ぎだからで、空き店舗はひとつしかなく、昼間は人で賑わっているという。

二代目の女将さんは、私より少し年上だろうか。食べているうちに、顔がそっくりな娘さんが彼氏連れできて、しゃべりながら食べていた。海軍基地が近いのを思い出させるセンスの、鈍い緑のジャンパーを着ていた。

真アジ

鯵刺しを頼むと、目の前で丸一尾を捌いてくれた。身が締まっていて美味い。

この辺りの漁港は、隔週で水曜日、前日が休みだと聞いた。

よく聞けば、魚市場は鎌倉市内にはないそうだ。

鮪だけは三崎漁港から毎日ブロックで運んでもらっているから、とくに廉く出しているという。 とても惹かれたが、近頃の私の身体でこの上に鮪まで食べたら、あぶらで胃がもたれそうだったので見送り。

日本酒は700円。夜の酒は17時開始、ラストオーダー20時半

本日時点での [twitter性格判断]

twitter.com に登録してある ID を入れて、twitrer.com と API で通信して判断するということは、言葉を解析しているのだろうな、http://tw.baikaku.com/

twitter からアクセス制限喰らったので今は判断できません という趣旨のエラーメッセージを 2,3 回みたので、アクセスしているとわかった。

愛情度:14.29% 神経質:14.29% 思いやり:14.29%
根暗度:0% 忙しさ:57.14% 下心:0%
社交性:0% ユーモア:0% 

ま、そんなもんかな。twitter に発言している内容は、独り言・かつ技術ネタ中心だから、そこを読む限りでは。

2009年11月11日

片言、妄言 再録[1]

無題、10月末ごろ

与えることに
疲れはて

勝ち取る勇気も
ないままに

君は征くのか
独りの海へ

時の竪琴

( session with ton , 2009.09.12. )

過ぎ去った日々を詩おう
それは誰かの未来のかもしれない

追いかける夢を歌おう
それはだれかの希望かもしれない。

ふと立ち止まり、歌をきく
ふと立ち止まり、かけらを拾う

重なる記憶、夢の欠片

誰が歌っているのだろうか
誰のための歌なのだろうか。

無人の荒野かもしれない
それでも歌いつづけよう

過去のリフランかもしれない
それでも歌いつづけよう。

我が身が絶えても、響くだろう
変ええぬものは、続くだろう。

無限のときが流れ去り
形あるものは消えるだろう

夢幻の日々を振り返り
恥じ入るものもあるだろう。

縁あらば、かたちなき声継がれゆき
縁あらば、佳かれと意志継ぐものあらわれよう。

重ねた日々に洗われて
甘い記憶だけが残るとき

捨て去る過去も拾われて
叫んだ詩すら活きるだろう。

竪琴よ、つむぎたまえ
幽かに残る希望と絶望

竪琴よ、つむぎたまえ
響きだけは、永遠に

夜闇三部作

シケモクの、煙流れる、夏の風。うつつに飽いて、闇に抱かれる (2009.08.15.)

静けさや。窓をベンチに、身をたわませて。空に届けと、狼煙を上げる (2009.08.17.)

いつまでも 夢とうつつに 囲まれて 夜の闇さえ 朝に立ち去る (2009.09.03.)

擬似定型詩

日々を生き 時を殺して 四千日
君視る姿 私の骸 (2009.10.30.)

なに一つ、かわりばえなき 人生を。過ごしたくあり、過ごしたくなし (2009.11.06.)

傘はある 気が向かなくて あまやどり (2009.10.26.)

夢に飽み きみはネットを かけ廻る 笑いも涙も リアルなりせば(2009.10.15.)

無題、2009.10.18.

誰をも、何をも裁いたり憎んだりすることはないので、決して赦すこともない。

ただ相手の基準で相手に接するだけ

目がさめる音楽

雨の降る、薄暗い朝。

寝不足の憂鬱に、Bonjour tristess というキーワードで音楽を探してみた。もちろん、念頭にあったのはサガンとグレコ。

いっしょに引っかかった、Post-punk/New Wave なグループ( と Wikipedia に書いてあった ) の同題の曲が気に入った。

朝のだるさと、眠気に同調し、揺り動かし、活力を与える音楽。

2009年11月10日

portupgrade ( pkgtools ) -20091029 でエラー

ports の更新をした。ports-mgmt/portupgrade-devel が更新された。

この -20091029 だが、私の環境では以下のようなエラーが出る。

$ sudo portinstall -v lang/tcl86-thread -l ~/log/20091110.03.tcl86-to-sqlite3.list
--->  Session started at: Tue, 10 Nov 2009 17:51:43 +0900
[Gathering depends for lang/tcl86-thread ..--->  Session ended at: Tue, 10 Nov 2009 17:51:47 +0900 (consumed 00:00:04)
/usr/local/sbin/portinstall:878:in `get_all_depends': private method `scan' called for #<Set: {}> (NoMethodError)
 from /usr/local/sbin/portinstall:871:in `get_all_depends'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/set.rb:195:in `each'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/set.rb:195:in `each_key'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/set.rb:195:in `each'
 from /usr/local/sbin/portinstall:870:in `get_all_depends'
 from /usr/local/sbin/portinstall:887:in `get_notinstalled_depends'
 from /usr/local/sbin/portinstall:773:in `main'
 from /usr/local/sbin/portinstall:751:in `each'
 from /usr/local/sbin/portinstall:751:in `main'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/optparse.rb:1310:in `call'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/optparse.rb:1310:in `parse_in_order'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/optparse.rb:1306:in `catch'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/optparse.rb:1306:in `parse_in_order'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/optparse.rb:1254:in `catch'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/optparse.rb:1254:in `parse_in_order'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/optparse.rb:1248:in `order!'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/optparse.rb:1241:in `order'
 from /usr/local/sbin/portinstall:559:in `main'
 from /usr/local/lib/ruby/1.8/optparse.rb:791:in `initialize'
 from /usr/local/sbin/portinstall:231:in `new'
 from /usr/local/sbin/portinstall:231:in `main'
 from /usr/local/sbin/portinstall:2213

2回ほど、portupgrade-devel を pkg-delete して make clean install から入れ直してみたが症状は変わらない。

ざっくり検索しても、似た症状が見当たらない。一番近いのが Ruby gem から datamapper を使ったときの[DataMapper] private method `scan' error という 昨年9月の記事。リンクを辿ると、DataObjects を新しくしたら?とだけ書いてあって、あとのフォローがない。

しばし考えたが、 ports-mgmt/portupgrade (-devel のついていない、安定版) にしてしまった。

コンパイルの最中に、再現性のない Segmentation fault を起こすような今のマシン環境では最新版のテストをして報告をできる状態でもないだろう、ということだ。

ハードが不安定なのだ、と睨んでいるので、あまり手を入れる気がない。

まじめにやるなら、databases/datamapper とその依存モジュールを下から順番に入れてみるという手もある。しかし scan なんてありふれた名前の関数が同じものだという保証はないわけで…

8日 [思いつき] のフォローアップ

思いつき関連のフォローアップ

家計簿などについては、ez アプリの開発が一番手早そう

リソースは au のezアプリの開発資料に書いてある辺りが調査の取っ掛かりか。

最初の予定、オープンアプリ / Jblend は、アプリクス周りを5分見た感だけでは開発環境とライセンスがわからない。まだ本腰入れて調べていないのだが

jfbterm での日本語環境に uim-fep を使えるはずだが、fep の On/Off が動かない。~/.uim の記載は間違いないと思うのだがなぁ

uim-fep で Anthy の辺り (本家)

uim は FreeBSD→ports→pkg-discr に書いていないが Wnnサーバとも通信できるのを知った。なんだ。もっと早く見ておけば良かった。(いや、むかし見たときには開発途中だった記憶があるのだが)

screen / onewは UTF-8 に対応していないっぽいから却下

おまけ : モバイルサイトの input 要素の入力モード指定

恥ずかしながら (FreeBSD)

昨日、ほとんどの google Alert を google reader 経由で読むように設定を変更した。メール経由でもけっきょくブラウザからアクセスすることになるので意味がないや、と。

じっさい、積ん読が溜まっていた。

主に技術の情報や動向なので、仕事に復帰するための準備の一環 …のつもり。

24時間を経て見たら、もう30件くらい溜まっている。

で、本題。FreeBSD の ports の update という記事を読むと、port tree を csup して、portversion -vL= コマンドを使おう という一文があった。

本文からみると、portupgrade コマンドとともに入るコマンドの一つだ。…あるよ。

実は知らなかった。何年も portupgrade を使っているが、portupgrade -na コマンドの出力を変形して使っていた。

同様に、実は半年ほど前まで shutdown -p で電源が落とせるのを知らずに、shutdown -h をしたあとで電源ボタンを押していた。

-h で電源が落ちなくなったな、まぁハード周りを真面目にメンテナンスするつもりもなくふらふらと使っているからいいや とのんきに考えて調べていなかった、という。

去年暮れまで、何年も電源を入れっぱなしで、落とす習慣がなかったから調べる必要がなかったのではあるが。

port の update に関しては CPAN と二重管理になっているという積極的な理由、下の層から上の層に向けて更新しないと気持ちが悪いという気分の理由で、メンテナンス用に特別にスクリプトを組んでいたりしますけれどね。

blogger のテンプレート

コンピュータ関係のコードを記載するには本文の横幅が狭いので、テンプレートを変えてみた。

昨日まで 2,3 日のベースが、Mono Rising 。色を相当いじったから、惜しかったのだけれどな。

たまたまクリックした [次のブログ] で使われていたBcute というのが横幅がひろくて良い感じだったのだが、twitter の一言を貼り付ける設定は使いたくない。

気が向いたら、この Bcute を改造して使うかもしれない。

今日は Scribe という設定にしてみた。

引用 ( <blockquote> タグ ) の中がイタリックになるのも、明るいバックに薄い色の文字というのもあまり好きでないが、当座の間に合わせとしては良いでしょう。

 * -----------------------------------------------
 * Blogger Template Style
 * Name:     Mr. Moto Rising (Ellington style)
 * Designer: Jeffrey Zeldman
 * URL:      www.zeldman.com
 * Date:     23 Feb 2004
 * Updated by: Blogger Team
 * ----------------------------------------------- */
-----------------------------------------------------
Blogger Template Style Sheet
Name:     Scribe
Designer: Todd Dominey
URL:      domineydesign.com / whatdoiknow.org
Date:     27 Feb 2004
Updated by: Blogger Team
------------------------------------------------------ *

11月9日の記録

生活

20時頃にだるくなって横たわっていたら、10日4:30 に目が醒めた。4時台だから早朝覚醒と言っても良いよな、眠いし と思っていたが、起きることにする。

9日、ToDo タスクはこなせていない。胃弱のくせに食べ過ぎ、あまり噛まないからいけない。とはいえ、寝込んでしまわずに昼間起きているだけでマシです。

gmail + gnus

emacs + gnus で gmail を読んでみた。軽快で気持ちがよいので、こちらをメイン環境にしようかと少々いじる。

gmail サーバからメールを送信する設定はemacswiki からコピーして編集。

smtpmail-local-domain は要らないだろうと思ったのだが、gmail.com でも書かないといけないと判明。

sendmail-auth-credentials の4項目目に nil ではなく引用符で囲ってパスワードを書いて OK

受信側の設定は、(nnimap-stream ssl) がうまくいく。( 平文通信は試していない)。

(nnimap-authenticator cram-md5) は現状不可。( 暗号化した経路で、さらにチャレンジ=レスポンスにする意味がないといえばそれまで) (nnimap-authenticator login)

gnus 経由だと、習慣で ISO-2022-JP にしていたが (setq message-default-charset 'utf-8 ) で自分の携帯電話に日本語まじりの文章を送信して、とくに不都合はなかった。

gmail でつけた、日本語のラベル

とはいえ、gnus では 日本語でつけたラベル = imap4フォルダを読めないことがわかった。emacs を cvs で更新 して、gnus 周りに UTF-7 の対応が入っているのを見て期待したのだが…

10日未明に起きて更新を完了も、設定の問題か gnus / gmail の相性か、やはり駄目ですね。

Thunderbird に新しい Profile を作って、アクセスしてみた。日本語のフォルダの設定は、&(ascii)*-.msfというファイルに保存されている。UTF-7 エンコーディングかな?

yaemon@arts$ pwd
/home/yaemon/.thunderbird/gmailOnly/ImapMail/imap.gmail.com
yaemon@arts$ ls | grep '^\&' | sed -e 's/^\&/+/'
+UWyVizCiMMkw7DC5Y6cwSA-.msf
+juKAd5WiT8I-.msf
yaemon@arts$ ls | grep '^\&' | sed -e 's/^\&/+/' | iconv -f utf-7 -t utf-8
公開アドレス控え.msf
転職関係.msf

やはりそうか。gnus 側でどうにかならないかな。

蛇足

emacs を使いこなせない私が gnus の設定なんか整備するのは、X を立ち上げずに jfbterm 上で -いざというときに- 生活できないかと思ったからです。

2009年11月8日

「時はいつ美となるか」読了

メール投稿のテストを兼ねて

「時はいつ美となるか」(大橋良介 1984) 読了。

時はいつ美となるのか、高校生の時に何度読んでも、いま読み返しても一言にまとめることはできない。それで良いのだ、と思う。

自分が感じる感動の正体を求めて書き続ける姿勢は美しい。それで良い。

そして美だけは残る。いや、残ったものは美しい。

時を越えて残そうと思わせるトリガーこそが美なのだから。

今日は

今日は何もやっていない、とも言える。

あれだけ色々とやったのに、総括すると何もやっていないことになるから弱ったものだ。

午前4時から起きていて、22時で健康的に眠くなったのでもう寝るわけだが。一日を振り返ると、色々やったのに特記することがないのが理不尽な気がする。

おもいつき

以下、思いつき。やるかどうか不明。

携帯で入力する家計簿として、au の オープンアプリ (JBLend ) で動いている 家計簿改 という無料のソフトを先週から使用している。

使い勝手は悪くないのだが、データを書き出して他のアプリで使う (エクスポート) 機能がないのが不満。金額の訂正ができなかったり、大きな数値を入れると桁溢れして負数になるのも惜しい。

Java 開発まわりを練習する気が起きたら、その辺りをいじって、自分のサーバから携帯にインストールできないかトライしてみようと思っている。

その辺りでいえば、自分の記憶したい文言と画像をランダムで表示する、というのもおもしろい。今までサーバサイドでしか作ったことがないが、携帯ローカルだと通信費用が助かる。

ランダムで、枚数を決めると、簡易な占いアプリができるね。78画像、156通りでタロット占い、64画像、384通りで易占。

ま、思いつきです。実現するかどうかは、昨日別の日記で匿名さんに突っ込まれたように不明。

別のアプリで遊んでいた話を書いたのに、その程度のものも作れないのがお前だろう と書かれて、家計簿ソフトに改善点を考えていたのが見透かされた気がしました。

おっと、元は次の思いつきを書くつもりだったのだ。

lisp で tamago が動くのだから、Perl や Ruby から tamago へのラッパか、代替品を作れば vim script で jfbterm 上など、X なしでも vim上で日本語入力が加能だよね。

うかうかと忘れそうになるくらい、自分が実現する前に必要がなくなりそうな話。

夜明けの散歩に行こうか

16時間眠りつづけた。その前後、玄米の粥と高野豆腐を食べたのが良かったのか、風邪は癒ったらしい。

朝6時、窓を開けると白い靄(もや) が部屋から出て行った。煙草の煙だ。起きてから二服しかしていないが、溜まっていたらしい。

煙草の話

ブラウザの窓を整理したいので、ちと古い話。

10月13日水曜日、天野屋 に行ったとき。スパイシーな煙草が欲しい。フレークカットで。 と言って店の人を困らせた。

スパイシーな、という形容詞を口にした時点で、思い返していたのは、昔紀伊國屋ビルのカガヤ で買ったナパバレイの表の、鳥の絵。これはパウチだし、フレークではない。

店の人とふたりでカタログを捜して、買ったのはSamuel Gaiwth1792 FLAKE (年齢認証の先だから、リンクが辿れるかどうか不明。

この煙草のことを調べるのに引っかかった、tabacoreviews.com も暇つぶしに読むにはおもしろそう。

検索用のページの話

ちかごろ、データベースサイトが検索に引っかかることが多い。いろいろと有志が作っているのだなぁ、という話。ブックマーク代わり。

NII 論文データベース
大豆や高野豆腐を煮て、柔らかくなるような煮方になったのと、少し歯応えがあるので栄養価は違うのか、壊れていないかと調べていて見つけた。
J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター
これもたんぱく質の熱変性を調べていて
フランス文学データベース
ちかごろ、ボードレールなど読み返していて。日本語訳と原文の対応を調べていた。

2009年11月7日

風邪引いたかな

一昨日、一瞬だけ鼻が詰まった感じがしたですが。

昨日、うっかりと予定よりも4時間夜更かししたのがいけなかったかな。朝から鼻が完全に詰まって、頭痛の気配もする。

風邪ですね。気楽な小説でも手に、床に入りましょう。

昨日の図書館

経堂と梅ヶ丘の図書館に、取り寄せをお願いしていた本それぞれ4冊を借りに行ってきた。

梅ヶ丘で借りたのは、タロット関係の本ばかり4冊。先週検索して適当に借りただけなのだが、それからの調査で、史学的な価値のある哲学寄として興味をもっていた本ばかりと判明。世田谷区の司書さんたちの仕事に感心した。

経堂で受け取ろうとした4冊は、3巻までを古本屋で買った続き… のつもりだったのだが。

なぜか、調べてみると、3,5,6,7 巻だった。3巻を返却、4巻,8巻を予約して、帰る。

それは娯楽小説ね、フェンネル大陸偽王伝 (8巻からは 真王伝)

梅ヶ丘のリサイクルで、笹沢佐保 ( 野望将軍 (上・下) )とか北方謙三 ( 二月二日ホテルで ) 、雑誌ロハス・メディカル (2009.11.) と自分で選択したら絶対に買いも借りもしない本を手に入れた。

2009年11月6日

10月31日に図書館で借りた

この日記スペースを急遽設けたのは、今日図書館に返す予定の本を記録するためだった。

夢は人に何を伝えているのか

夢は人に何を伝えているのか (秋山さと子 1989 初出)

ゆっくり、ゆっくりと読んだ。

たぶん、30代直前、結婚前に読んだことがあるはずだが。ちかごろ深くて重い夢を視てはいろいろと考えているので。ことさらに心に響いた。

多分、私が近頃重い夢ばかり視るのは、中高生の頃にユングに出会って読み耽ったせいだと思うんだ。だから典型的にユング派な分析がしっくりくる夢を視る。そういう言葉で何かを伝えてくる。

だけれども、やはり個人が視る夢を最終的に解釈・分析するには個人の拠って育った文化を知った人間でないといけない。

8歳から12歳までフランスにいたりして、ヨーロッパの風土と建物の中で育ったのと、キリスト教の素養もあるので。典型的にヨーロッパ人に近い部分もある。関西人の両親に育てられ、そこにしかない文化もある。

個体差だけでなく、心理学がまだ絶対の学問でないせいもあるだろう。けっきょく、自分の夢を解釈できるのは自分しかいないんだろうな、ということが解ってきて。

夢の解釈の個々の事例ではなく、もっと深い考え方を再確認するために読んだような次第。

40歳前後というのは、人生を振り返り建設する年頃、とユング派の人は言います。まさに今そんな感じ。

不可能犯罪コレクション

不可能犯罪コレクション (二階堂黎人・編 2009 )

その 密室殺人大百科 の第二弾として、私は、この 不可能犯罪コレクション を編むことにした。あれから九年が経ち、かつての新鋭、先鋭たちも中堅作家になってしまった。ならば、現時点における新鋭や先鋭たちを、ふたたび、読者に紹介しなければならないではないか!

まえがき : 二階堂黎人

はい、最新に疎い私は石持浅海さんしか名前を憶えていませんでした。

文体に見覚えがあったのは、加賀美雅之と大山誠一郎。

新津きよみをスマートにしたような岸田るり子、一般でない能の世界の人間関係をわかりやすく書いた鏑木蓮。教科書のようなミステリを書いた門前典之。みな憶えておきたい名前です。

とくに私の好みなのは、大山・鏑木。(石持さんはすでに中堅だと思っているので別格)

神の守り人

上橋菜穂子・著 2003 神の守り人 ( [来訪編] , [帰還編] )

前日、部屋を片付けていて偶々シリーズ二巻の 闇の守り人を読み返したばかり。

シリーズ五巻までは春に文庫が出たときに買っていて、その六・七巻 (といっても分けようがなくこの二巻で一話) です。

どちらも、個人的な事情で父性愛の本として捉えた。捉えて、巻を措く能わずでした。

16の性格

16の性格−性格タイプを知って獲得する充実した人生と人間関係− (Paul D.Tiegger and Barbara Barron-Tiegger 1998 / 栗原さつき訳 1999)

ユングの提唱した八分類に、もうひとつ軸を加えてわかりやすく解説。さらに現実生活にどう活かすかを書いた本。

素晴らしい本だと思うのだけれど、今回は自分のタイプを確認しただけで返却。

生活のノウハウとして使うならば手許に置きたい本。

未読

量子コンピュータとは何か は、殆ど読んでいないが返却しようかね。

近頃オカルトを科学という理論で切り裂きつつ、精神の修養としてのハウツゥは抽出しようと目論んでいるので、科学の心の助けとして読もうと思ったのだが。科学の入門書は比喩が多く、オカルトの本と切り口が大差なくて助けにならない。

どちらも、日常の常識を忘れさせ、非日常に飛躍させるための本だものな。

中高生の頃に何度も読んだが、文章に惹き込まれながら、個々の章の意味は解りながら、全体が何を主張しているのかわからなかった 時はいつ美となるか は保留。

図書館にお願いした他の本の期限から、あと 2,3 日しか手許に置けないのだが。ぎりぎりまで読もう。

心地よく秘密めいた所 も未読。楽しみのための本だから、また借ります。

タロット大全

タロット大全 (伊泉龍一 2004年)

占いの道具として扱われるタロット・カードを、民俗学と歴史の側面から、現実的かつシニカルに分析した学術的な一冊です。

占いに溺れかけた人がいたら、この本を読ませて それでも信じるのか と言えば大概は憑き物が落ちる、そんな本。

なに、伊泉さんのサイトを読んだらオカルトばかりじゃないかって? いや文中に 生活のためにハッタリを効かすのも否定しない。 , 商売人としては成功 云々と書いてあります。だから、この本は絶版になったのだし、著者は割り切って占い師としての側面を表に出すことにしたのでしょう。

その上で精神の修養としてのタロット解釈は有効だと思っているし、その辺りの分析をしたくて今日は図書館で占いの本を何冊か借りますけれどね。

おっと、この本はもうちょっと手許に置いておくつもり。まだ四分の一ほど、読めていません。

近所の古本屋の閉店セールで購入

10月25日、近所の新古書店チェーン ブックマートが閉店した。

なにもしらずに寄ったら 8割引 = 通常の五分の一価格セールだという。なにも考えずにざっくりと本を買ってしまった。 全部で 3,000円近く費かってしまった。

そのうち 840円は、娘のための参考書。いかにも参考書然とした面白味のない本なので記録もしなかった。

翌日、娘に渡した本としては、漫画 MÄR の 1〜13巻とか、月光条例 の 1,2巻もある。一冊あたり 84円だったはず。

残って手元にある本を書く。

…ためにこの項目を立てたんだけれど、いいや。この情報は逃げないのであとで推敲する。

挨拶

自分のサイト、kikansha.jp に不具合が発生しています。技術的な詳細は省略。

本当に kikansha.jp を復活させるつもりがあるのか、現時点では未定。

関西のギャグに わしゃ泳がないと死んでまうんや というのがありますが、私も書かないと死んでしまうので、とりあえずこちらに雑文を散らしておくためのスペースを作ってみました。

とりあえず、読書記録がたまっているので、次の投稿に置いておきたいと思います。

2009年11月3日

日記ドラフト発掘 (古本の購入リスト)

夜中に煙草を買いたくなっても金が下ろせないのがいやで、えいやと散歩に出た

豪徳寺の古本屋で文庫本を買う

以下、年号は初出・初版・私の仕入れた版の順

  • 「さまよう刃」東野圭吾 2004→2008
  • 「行きずりの街」清水辰夫1990 1994 2007
  • 「男たちの履歴書」早坂茂三1994 1998
  • 「夏草冬濤」井上靖 1966 1970 1973
  • 「ムツゴロウの博物志」畑正憲 1968? 1975
  • 「半ダースもの情事」山口洋子 1983
  • 「人生論」武者小路実篤 1938,(続の初出は?) 1955 1968
  • 「草の花」福永武彦 ? 1956 1971
  • 「後白河院」井上靖 1972 1975
  • 「煩悩夢幻」瀬戸内晴美 ? 1974 1978
  • 「寛永無明剣」三瀬龍 1969 1973
  • 「アルコーリズム」なだいなだ ? 1999
  • 「大江戸仙境録」石川英輔 1986 1992
  • 「杏っ子」室生犀星 1957 1962 1970
  • 「老妓抄」岡本かの子 ? 1950 1992
  • 「仮面の女」阿刀田高 1983 1985 1994
  • 「巴里の憂鬱」ボードレール/三好達治 1951 1988

20年以上前に入手困難だった、岩波文庫「海潮音」の初版も200円で並んでいたが、見送り。

推敲、アップロード 2009.11.11.