2010年4月1日

とりとめなく四月一日を語る

1.

空の色に奥行きを感じる一日だった。夜から十一日ぶりの春の嵐が訪れたからかもしれないが、なにか良い予感を感じる。

2.

昼前から、期限が迫ったり過ぎたりした本を読んでいた。16時過ぎに読了して、図書館に返却。

参考図書として書いてあり、興味を惹かれた本を一冊借り、二冊予約。気が変わらなかったら読むつもりの参考書がノートに6冊たまった。半年ほど前に始めた、河合隼雄の軌跡を追いかける旅が、まだ続いている。

3.

図書館で、精神病院の社会史 を流し読み。

東京ローカルな資料の集積の向こうに、いわゆる精神病患者と社会の関係が通時的に立ち現れる。

4.

明日、明後日と神保町は古本祭りだそうだ。あさって土曜日に行こう。

今日は、19時では狙いの書店がどこも休みであることを確認したのみ。あとの約束までの時間つぶしが目的だから良いが。

5.

神保町から淡路町の交差点まで、靖国通り沿いにスターバックスが計五軒あった。

薄々感づいていたが、やはり多い。気の利いた作家なら、すれ違いのシナリオが書けそうだ。

6.

近所に一週間の出店を開いていた PC ショップで、昨十月頃に 700円で贖ったキーボードが。早くも使い物にならない。左 Shift キーを押すと、戻ってこなくなる率が高すぎる。

秋葉原に英語配置のキーボードも豊富な店を、前に従兄に教えてもらったと行ったのだが見つからない。ソフマップの中古店で、店頭ジャンクな DELL のごつい日本語刻印のあるキーボードを 100円で入手した。現在使用中。ふむ、安物よりも、ジャンクでもまともなもののほうが使いやすいや。

ファッションだか、格好良いのか知らないが。ひらがなを刻印していないくせに日本語配列 ( Shift + 2 が 「"」 ) というキーボードがいくつか出ていた。詐欺だ、騙されて買いそうだ。[Full width / Half Width ] という、見慣れないキーに気づかなかったら、本当に危なかった。

註 : [半角/全角] のこと。私ならば [us/JP] と訳すな

秋葉原を離脱寸前、Flexible Keyboard という耐水性に優れたものを 630円で発見。購入したが、私はいま膝の上に置いて使っているんだよなぁ。上述 100円中古が無保証だったし、リスク管理として妥当な判断とはいえ。( @あきばお〜二号店、店頭)

7.

まる三週間ぶりに、血縁以外の個人と会った。

その間に仕事の打ち合わせ (面接) として二人会って、なまじな初対面よりもよほど突っ込んだ話はしている。しかし、まだ個人と話したとは言い難い。

2時間ほど酒をのみ、ざっくり別れる。余分なものがなく、余韻のある時間を過ごせた。

8.

帰路、京王線のなかに広告を見て、 債務整理専門法人 なる業種の台頭を知る。キッズルームの存在と広報に、若い母親が主要な見込み顧客なのだと感じた。

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