2010年12月5日

遊んだ記録を、ひさしぶりに全部書いてみようか

昨日は、0時から6時まで眠ったあとに、14時から19時でもう一度眠ってしまった。起きたときに喉が少し痛かったのは、昼寝で風邪をひいたのか。それとも月曜の歯の治療跡から出てきた蓄膿のような鼻水への反応か。

明け方に眠り、起床して13時。十年ほど前の同僚と15時に横浜で待ち合わせをしていたので多少、あせる。遅れても良いかと連絡をしたあと、間に合いそうな気配がしていた。が、強風のため、東急東横線よりも速いはずの JR が遅延して、やはり遅刻。

ダイエット中の元同僚と、適当に入ったのは西国の薄い出汁汁でうどんを食べさせる店嘉禾屋。九州からと思える魚のすり身の天ぷらが美味しかった。酒をのみ、つまみでまったりしながらしばらく近況を語り合う。

鯨統一と霧舎巧、ふたりの日本の現在の推理小説の名手が舞台にしている みなとみらい を見たくて、この街の同僚にねだり、酔い醒ましを兼ねて歩く。バブルが弾けてよかった。工事中の平地もなければ、この街は高いビルに挟まれて圧迫感のありすぎる、歩きにくい街であっただろう。

みなとみらい。なんだ、ここか。五年ほどまえ、ポケモンセンタを求めて娘ときたな。けっきょく、チェーンの廉価なコーヒーショップでさらに小一時間だべった。話題は、コの業界、ことに Web 関連に多い鬱病の話。

鬱は病気ではなく症状の総称だ、というのが去年までの私の意見であった。問われて、改めて今の自分の考えを言葉にすると。鬱は、反抗期と同じ。それまでの自分の生き方・考え方・責任の範囲ではカヴァーしきれない想いを受け止めて、考えを変えて乗りきらないといけないという心身からの訴え。もしも薬で気力をカヴァーしているうちに考えを改めることができなければ、けっきょくは前の考えを延命しているだけなので、外部の状況が変わらなければカタストロフに陥る。

あとは、そうだな。ベンチャー企業や新業種というのは賭けであることを忘れてはいけないという話も、流れの中で出た。博打である以上は、見返りがあるかないかは分からない。結果は時間が経たないと出ない。それを、出資者にバラ色の夢を描き、すぐに収益が上がるようなことをいうものだから、働き手は業種のヴィジョンの中に含まれなかった即座の実益を求められ、板ばさみになるのではないか、といった。

開通後はじめて市営地下鉄に乗り、元同僚は横浜郊外で下車。私は終点から東急田園都市線に乗り換え三軒茶屋で降りる。

夜、21時。前に娘と訪れたcup bearer に入り、煙草を服う。ワインをベースとした薄いカクテル (なぜかストローが二本) と、エスプレッソのダブル、合わせて 1,050円。( 夜食に蕎麦をたぐりそうな勢いだったが、これだけで満腹になったのは健康に悪くない )

キャロットビル一階に店を出している石の店 をみて、スモークの入った水晶と男物のチェーンを衝動買い。

書店で クラウドとプラットホームでいま何が起きているか を買ったのは、久々に Web 業界の住人と会ったからだろう。悪くない本だ。

そして文庫で出ていた 恋愛脳 ~巷間に揶揄される、恋愛ボケして、なんでも恋愛に結びつける思考回路の話でなく、まっとうな本のようだ~ を購入し、帰宅。

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