三日前に片付けた部屋が、まだ片付いている。快挙だ、私としては。
年末に加古川に滞在したときに初めてやってみてから、スーパーで安売りされているような徳用のコーヒー粉を使って、紙フィルタで淹れるのがオキニイリだ。
良い豆を使って、手でミルを廻して、ネル布で淹れるというのを、二十年以上やってきた。おいしい珈琲という理想があると思って、あれこれ錯誤した。
今は、紙のフィルタと徳用のコーヒー粉でも、開封してからそれほど時間が経たず新鮮であれば、自分で合格点と思えるコーヒーがコンスタントに淹れられるようになった。マニュアルではなく、観察すべき点と対応がわかるようになったからだ。
自分の気分・体調・茶菓子に適ったコーヒーを淹れることを心がけるようになれば、豆の質はわりと低い基準でも満たしていればよい。淹れ方で調整できる。
加古川でやむなくコーヒー粉買わなかったら、気づかなかっただろうけれどね。
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