用事ができて、一泊二日で関西にきている。
父の遺骨に供えた発泡酒新作のお下がりを飲んだら疲れが出て夜中まで眠り、奥津城の整理をしていたらたちまち夜が明けた。
食卓や机の上にものを置くような母親のやりかたを踏襲していたら片付くわけがないし、そんな習慣をもつ家族がいくら片付けろといっても子供が片付け上手になるわけがない
(机の上と抽斗の使い方がずれているのだよ)
四十路も半ばを超えてやっと、そんなことに気づいたりする。
窓の外では、鳩がベランダの縄張り争いをしている。
元妻の播州コンプレックスにつきあって、ずるずると長年きそびれた結果、すっかりと自分たちの土地だと思っているな。
ここは亡父の土地だというのに。
二ヶ月前にも一度行い、手順をおぼえたベランダの清掃にとりかかろう。
二十代できちんとこなすことのできなかった客商売
を、し残したこととして勤めてみてやっと片付け・掃除といったメンテナンが身に付きかけている。
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