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2011年11月16日

悪役がほしいのはわかる

twitter のタイムラインに、こんなアジテートが流れてきた。

福島に残る人…戻る人…福島から避難する人…同じ土地に暮らしていたのに、原発事故から意識や見解の違いで、福島県民同士が助け合うことが難しくなっている…。家族や夫婦間に亀裂が生じている人たちもいる。原発事故は放射能を撒き散らして生命を脅かすだけでなく、人と人の繋がりを引き裂いている。

引用元

地震で離散した町ならば、住みつづけることを選んだ人と逃げる人の不和は本人たちの問題とみなされることが多いだろう。

戦争が原因ならば戦争が悪いとみなす人がいて、原発事故ならば原発が悪いとみなす人がいる。原発事故で原発が悪いなら、戦争で悪いのは国家という制度になるだろう。

私だって悲劇の当事者ならば、きっかけになった事件やその原因に罪をかぶせて自分は悪くないと一度は思うかもしれない。それはわかる。

巻き込まれちゃいけないよ。巻き込まれて、さらに他人まで巻き込もうと目論んじゃいけないよ。

2011年6月17日

mixi と足あとあれこれ

背景

古いネットコミュニティは、開発者が自分たちの交遊のために、自分たちが使いよいものを作って「これ、ついでだからネットにつながっている (まだ数の少なかった) 一般の人も使ってみない?」と提示したところから始まった。

もちろん、運営にはそれなりにコストがかかるから広告スポンサくらいは募集した。それはおまけ、だったはず。

株を公開した時点で、身内のための交遊ツールから、営利事業へと確実に舵を切ったわけで。

営利事業である以上、ユーザは身内ではなく顧客で。顧客はわがままが 100% 通ると思っちゃいけない。システムの変更に新しい楽しみを見出せなかったら、サービスを離れるなり、連絡ツールとして割り切って付き合うしかない。

営利事業である以上、運営は悪い評判を避けたほうが戦略的に得であり、それはたとえば足あとスパムを放置しているという批難や、足あとから始まった交際を失敗したことへの八つ当たりな批難を避けるという経営判断にもつながる。

同様に、ユーザの意向を無視して勝手に、一方的に仕様を変更したという噂が立つことも避けないといけない。ユーザのためにあるシステムだとか、今の日本においてインフラ同様の存在だとかいう幻想を壊すことも得策ではない。

最近まで

半年ほど前、ユーザアクティビティ機能の追加と、抗議による取り下げ、という騒動があった。

今回と逆に、友人の動きが赤裸々に伝わってしまう機能であり、私も一ユーザとして反発した。

今回の騒動においてわたしは静観している。「改悪反対」を叫ぶ何人かの友人に向けて「こう動いたら良いのではない ?」、「こういう経緯があったらしいよ」くらいのことは言っているが、機能の変更そのものについて評価を下し動くものでもないと思っている。

事前、ある程度の告知がなされていたことを評価しているからでもある。

数々の重大な変更を、なにひとつ告知せずに行ってきた mixi がまじめに告知していたのだから、それなりの判断があり本気なのだろうとは思う。

信念のある変更に、ハタががたがた言っても耳を貸すことはないだろう。改善はあっても、元に戻ることはないと見ている。

現状

私は、私自身が旧来の足あと機能を重用してきたユーザだから、そこに適応した友人が多い。

それゆえ母集団は偏るだろうが、それでもアクティブな80人ほどのユーザのうちで事前の告知に敏感に反応したのはたかだか二人。

変更後に「しらなかった。なに、これ」もしくは「ここまで悪い影響を受けるとは思わなかった」と不満を言明しているのが五、六人。

この五、六人がそこそこアクティブなユーザであったことを考えると、まだまだ運営サイドに事前の説明が足りなかったと思わざるを得ない。

友人としては「もうちょっと告知を読んでいて欲しかった」と思うが、お客様として全体をとらえたら、この率で情報漏れがあるのは不手際といえる

隠蔽疑惑も起きているようだ

隠蔽が本当がどうか、それは知らない。隠蔽と疑われるような無様な真似はするな、噂に気づいて否定するようなアクションを起こせ、とは思う。

隠蔽説に対抗して、現状の日記キーワード抽出・集計のロジックを公表して、これは隠蔽ではなく事故だと示すくらいのことはやっても良いのではないかな。

数値が隠蔽を疑われるほどに穴だらけのロジック、どのみち使いつづけても意味がないだろう。ロジックを公表して悪用されるって恐れるまえに、ランキングを中止して噂を否定、隠蔽などしていないと公表したうえで、新ロジックに置き換えたほうがはるかにマシだ。

日本におけるインフラ同様の存在という評価を失いたくなければ

目の前の統計の数字が読めないエッセイとか

mixiの友人のチェックで「[読めるモ]ユーザーからの苦情殺到にmixi社長が声明!」を読んだ。

たかだか2%足らずのユーザしか積極的に反対していないという数字を挙げながら、「だから無視するつもりなのか」と続き、「このまま、事態 が改善されなければ、mixi離れが加速し、登 録はしていても実際には使わない幽霊ユー ザーが急増する恐れもあるだろう。」(原文ママ)と結んである。

それは、剰りにひどい、牽強付会にすらなっていない、妄想。

2011年4月5日

魂にマニュアルは要らない

もちろん、河合・谷川対談「魂にメスはいらない」」をもじった日記題名です 。

三日ほどネットにアクセスできず、時間の制約もあって、ふつうの新聞の記事や、TV のニュースが頼りでした。

中で違和感をおぼえたのは、昨4日 19 時の NHK ニュースと、今朝の朝日新聞にも (きっとほかでも多数に) 取り上げられている、子供の心の疵の話。

『子供が夜おびえるようになった』などの声が家族から寄せられています

それぞれの家族に訊けば、当然にそう答えるでしょう。 だが、それって自然なことではないの ?

震災の心の疵を癒す?   人の生きるうえで「癒すよりほかに手段のない出来事」と「乗り越えるべき、乗り越えられる出来事」があって当然。そして「家族 (保護者) の許にいま居ることができている子供たち」にとっては後者に過ぎません。……と、私は思う

阪神淡路大震災のとき、 PTSD が深刻な問題になったのは、むしろ独り立ちしたあとの成人(や、老人も)。

受容れるに大きな出来事を、夜の夢にフラッシュバックすることで消化していくのは、誰でもごく当然。まだ、それを疵痕というには早すぎる。

そして NHK のニュースも朝日の記事も「親はこれこれしてあげましょう (してあげるべきです) 、あれはしてはいけません」

魂にマニュアルはないんだよ

子供が生まれてからずっと一緒にいた親の観察と気持ちのまま。それが一番。

自分の気持ちをマニュアルに縛ったほうが失敗するというのは、戦後すぐのスポック博士の育児ブームなどで山ほど前例があるのに。

2011年3月23日

風呂上りの夢想 (東京電力)

私の住んでいる世田谷区が、本当に輪番停電の地域から外れていたことを知った。

夏の電力需要の時にはまた組み込まれるだろうし、その時には実際に停電も起こるだろうが。


こんな運用が続いたら、関東の地価はどうなるのだろう。

周辺が停電だらけで、使えない土地。中央あたりだけがいつも電気が通じたところで、通う人が住む場所がなければ、産業はさびれるだろう。


相模平野 (江戸~東京) の唯一のウリは、だだっ広い平野だということだけなんだよ。

そのほとんどが住むに値しない土地ならば、中央は寂れるさ。


などと考えたのが朝。先ほど、こんな夢想をした。

東京電力がまじめに電気を配る気のない地域の自治体が主導する、第二関東電力の乱立だ。

町田電力、調布電力、栃木電力、千葉電力…… etc.


そうなれば、いまの体制より遥かにマシな日本になる気がする。

西日本に頭を下げて送電を増やしてもらう手続きもできない、独占企業であった過去を活かせない東京電力は、市場の原理に淘汰されて消えたほうが世間のため。


そんな気がした。

参考

映像資料: 地震発生から1週間_福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579)

2011年3月20日

原発ネタスクラップ

立場ある発言

政治家や官僚など責任ある人は「東電はよく頑張っている」とポジショントークで言わなければならないけど、それを本気で信じたらまた同じ悲劇が起きる!と言い続けるのが、私のそれこそポジションです。

倉山満の砦 3月16日宮内庁のお役所仕事より

倉山なんて人はしらなかったが、この一言をきっちり言えただけで私は七割がた耳を傾ける気になった

現場=英雄。

幹部=人でなし。

全体=やって当たり前のことを必死にやっているとこ。
もし結果的に失敗したら責任のとりようが無い。というか普段大見得切っていた以上、まったく免罪できない。

(中略)

「民主党(政権)だから」「自民党だから」「東電だから」って、何で組織ごと擁護したが る人が多いのかなあ。

上掲記事より

広瀬隆

昨晩、Google News からたどって週刊ダイヤモンドのページにいきついた。

マグニチュードが当初8.4→次に8.8→最後に9.0に修正されてきたことが、疑わしい。原発事故が進んだために、「史上最大の地震」にしなければならない人間たちが数値を引き上げたのだと思う。

破局は避けられるか

はじめのほうにある上掲文章を読んだつぎには、わたしはページを閉じていた。

8.4 はどうかしらないが、M8.8 のときからすでに 日本の観測史上、おそらく文献にある歴史からも最大の地震 であり、あちこちで 想定外の津波 という言説をみていた。

自分のいうことが正しく、それに反するものはすべて陰謀という言葉は、少なくともジャーナリストの肩書きで語ってほしくないものだ、と。

東京に原発を は少年のころ、本気で読んでいただけに残念なことであった。

一夜明けて、上記の文章を最後まで読んだ。あほかと思った。こうなることを私は心配していた。 と結んであるだけ。本当に危機を感じていたならば、最悪の事態が起きたときになにをすべきかという案を用意しているべきものだ。二十数年なにをやってきたのかと。

などと思っていたら、知人の日記コメントで、広瀬氏がテレビで発言した YouTube 映像が紹介されていた。笑い飛ばせれば良いですが、本当だったと思ったときには遅いのです ということばとともに。

しばらくして、ほんとうにたまたま、togetter でこの放映に対するツッコミと思われる tweet 集 を見る。

ほんとうに二十数年、反対するだけで思考停止して、なにひとつ勉強もせず備えてもいなかったのね。

そのほか

私は安全と言うべく立ち上がった人々のリアルタイムな twitter 上の言説を、そう割り切ってよむことにしているしソースも書けるが、それは省略。

書くならば不安な側から警鐘を鳴らす人と両方書くべきだし、そっちを好んで読みたくもないので。ツッコミ疲れる。

2011年3月16日

被災とユーモア、結論の出ぬままにつれづれ

結論が簡単には出ない話だが、賛否両論がそれぞれにまとまっていて良いね

http://agora-web.jp/lite/archives/1279887/comments/

東京にいる人が頑張らざるをえないのは、被災していない子供たちへの娯楽も提供する使命をもつ人々がいるからだと思う。

今日も漫画雑誌は出るだろう(水曜日)
半ば打撃を受けた生活の中で編集し、印刷し、運送した人々によって

しょうじき、月曜日の各誌がコンビニに並んでいてほっと日常というものがあったことを思い出した
阪神淡路のときもそうだったな

私は日頃のテレビのバラエティは嫌いだが、自分の好みに統制されたら人が複数いる意味がなくなることは知っている

2010年2月27日

娘の教師 vol.4

学校から、こんなプリントをもらったと見せてくれた

算数少人数グループ別学習のお知らせ

一人ひとりが、学習したことをしっかりと理解できるように、希望をもとに習熟度を加味してグループを決めます。

このプリントをよく読んで、保護者の方とよく相談をして、自分にあったコースを決めて下さい。

第二希望まで受け付けます

ルビーグループ
教科書の内容で基本となるものを中心に何度もくり返し学習します。必要な場合は今までの学習の復習も行います。
サファイアグループ
教科書の問題を順番に考えていきます。基本の解き方を習いながら、自分の力で問題を解いていきます。
エメラルドグループ
教科書の問題を順番に考えていきます。自分の力で問題を解き、いろいろなやり方を出し合いお互いに高め合っていきます。

ひと月ほど前、安心していたほどには勉強が分かっていなかったと焦って始めた家庭教師役。

今日は、現在の学校の授業/制度ではどこまで教えることになっているか 調べたり、この学校の授業の進め方、他の生徒の様子など、いろいろと訊く必要があった。

そうとうに暇人で、娘と向き合うのが好きな私ですら。ずっと一緒に住んでいたら、軽く思い込みだけで決めていただろう。

このての話を、きちんと決められる親はどれだけいるのか、とても危惧した。

2010年2月13日

おやすみ 02-13 (とりとめなく)

冬季オリンピックは興味がないなぁ。

銭湯で、掌から測定する体脂肪計を使ってみた。今日は皮膚のコンディションが良いから、きっときちんと測れたことと思う。10.1%。

新聞でみたラジオのインターネット放送の計画 がとても魅力的。Google Alert に仕込んでおいてチェックしよう。

同じく、正本の電子データを国会図書館に入れるという提案 も、注目。

中川副大臣は出版社は色んなノウハウを使い、執筆者と対話をしながら本を作っている。何らかのことはしないといけないと、出版社の権利確保のため、措置が必要と述べた。

上記、朝日新聞の記事より