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2012年6月23日

霞はやめた(戯詩)

人は
食わないと生きていけない

人は
寝ないと生きていけない

生きていくつもりになってしまうと
人は
人であるだけで忙しい

2012年4月29日

呟き

僕にとっての真実を人に語っても、別の当事者には偽りかもしれない
別の当事者が語る真実は、僕には噴飯ものかもしれない。

だが私は、そういうこともあると知っている
だが善良なる子供は、そういうことがあり得るという認識がない
そんな認識を私が抱きうると想像だにしない

だから善良で、トンマで、愛すべき子供は、
二人きりで会話するには良いが、
第三者として介在させたら果てしなく厄介者だ。

世界の認識に if 文のない子供よ
無垢のまま幸せに死ぬが良い
そして私とは関わってくれるな

白髪混じりの、丸々と幸せに肥えた無垢な子供!

2011年12月30日

本物、贋物

人の評価はむつかしい。

わたし如きに見透かされるようでは贋物、というのは判る。

わたし自身のことはわからない。
 本物と思ったことも、
 言明したおぼえもない。
原理的に、わからないのは自明だから、
ふだんは一々断らないけどね。

わたしと同じ方向を目指す人は、多分わかってる。
その格はわからない。
古来より、同格と思えるような相手は、自分より二枚も三枚も上手(うわて)と言われるし、
きっとそれは正しいから。

本物でも贋物でも、
瞭らかに自分より格上の相手もいて、
その真贋はわからない。

2011年4月14日

無題詩 2011-04-14

「博奕は自分の身の丈でやれ」
と年長者は言う

「身の丈で満足できるなら博奕はしねぇよ」
と若者は口を尖らかす

「君の身の丈は、自分が思うより大きい。
受け継ぐものがあるのだから。
財を子孫に遺すのに博奕は必要ないよ」
と年長者の親世代が言う

「博奕をしたつもりはなかったのに」
と未生以前のものは嘆く

「私が先祖から受け継いだものに、
既にして博奕が含まれていて
隠れていた危険が
ときに牙を剥くなんて、
誰も教えてくれなかった」

2011年1月22日

戯訳 : 私の孤独 (ジョルジュ・ムスタキ)

ジョルジュ・ムスタキというこの歌手、さだまさしのようなシンガーソングライターとおっしゃった年配の女性もいました。その中でももっとも有名な曲です。

日本では岩谷時子さんの 長い間一人で、一人きりでいたから と始まる訳詞が有名。私も子供の頃にこの訳で馴染んで、ムスタキの歌を聴きながら、ほとんどこの日本語で受け取っていました。いまざっくりと探したら、youtube に上がっている ほのかさんのライブ映像 なんか、典型的な日本での唄われかたですね。

いや、私もこんな感じでカラオケ唄ったことがありますとも。はい。

一昨年くらいから、ちょっと岩谷訳では綺麗すぎる、前向きすぎる。もっと泥臭く訳せないかなと思いはじめて。ちょこちょこと断片をメモっていました。

なんとなく、今日二番・三番の部分を一気に訳して完成。

いや、たぶん旋律に乗らないと思います。詩として訳したかったので。

ひとりの孤独に耐えながら
あまりにたびたび眠りすぎ

いつしか甘い習慣に
あたかもひとりの恋人に

一歩たりとも離れずに
影よりぴったり尾いてくる

どこへ行っても離れずに
世界の果てまで尾いてくる

一人ぼっちと言わないで
孤独に耐えているだけさ


ベッドに僕がやすむとき
隣はあいつの指定席

二人で夜を過ごすのさ
互いの顔を見つめあい

ホントに僕にはわからない
何をしたなら逃げられる ?

好みを変えたら良いのかな
諦めるよりないのかな

一人ぼっちと言わないで
孤独に耐えているだけさ


何度もあいつに泣かせられ
いくつものことを教えられ

何度もしらないふりをして
それでもあいつは離れない

愛を選べば選ぶほど
その相棒としてついてくる

孤独は僕のお友達
最期の日すら診とるだろう

一人ぼっちと言わないで
孤独に耐えているだけさ

一人ぼっちと言わないで
孤独に耐えているだけさ

fr.lyrics-copy.com よりいただきました

Pour avoir si souvent dormi
Avec ma solitude

Je m'en suis fait presqu'une amie
Une douce habitude

Ell' ne me quitte pas d'un pas
Fidèle comme une ombre

Elle m'a suivi ça et là
Aux quatre coins du monde

Non, je ne suis jamais seul
Avec ma solitude


Quand elle est au creux de mon lit
Elle prend toute la place

Et nous passons de longues nuits
Tous les deux face à face

Je ne sais vraiment pas jusqu'où
Ira cette complice

Faudra-t-il que j'y prenne goût
Ou que je réagisse?

Non, je ne suis jamais seul
Avec ma solitude


Par elle, j'ai autant appris
Que j'ai versé de larmes

Si parfois je la répudie
Jamais elle ne désarme

Et si je préfère l'amour
D'une autre courtisane

Elle sera à mon dernier jour
Ma dernière compagne

Non, je ne suis jamais seul
Avec ma solitude

Non, je ne suis jamais seul
Avec ma solitude

2009年11月11日

片言、妄言 再録[1]

無題、10月末ごろ

与えることに
疲れはて

勝ち取る勇気も
ないままに

君は征くのか
独りの海へ

時の竪琴

( session with ton , 2009.09.12. )

過ぎ去った日々を詩おう
それは誰かの未来のかもしれない

追いかける夢を歌おう
それはだれかの希望かもしれない。

ふと立ち止まり、歌をきく
ふと立ち止まり、かけらを拾う

重なる記憶、夢の欠片

誰が歌っているのだろうか
誰のための歌なのだろうか。

無人の荒野かもしれない
それでも歌いつづけよう

過去のリフランかもしれない
それでも歌いつづけよう。

我が身が絶えても、響くだろう
変ええぬものは、続くだろう。

無限のときが流れ去り
形あるものは消えるだろう

夢幻の日々を振り返り
恥じ入るものもあるだろう。

縁あらば、かたちなき声継がれゆき
縁あらば、佳かれと意志継ぐものあらわれよう。

重ねた日々に洗われて
甘い記憶だけが残るとき

捨て去る過去も拾われて
叫んだ詩すら活きるだろう。

竪琴よ、つむぎたまえ
幽かに残る希望と絶望

竪琴よ、つむぎたまえ
響きだけは、永遠に

夜闇三部作

シケモクの、煙流れる、夏の風。うつつに飽いて、闇に抱かれる (2009.08.15.)

静けさや。窓をベンチに、身をたわませて。空に届けと、狼煙を上げる (2009.08.17.)

いつまでも 夢とうつつに 囲まれて 夜の闇さえ 朝に立ち去る (2009.09.03.)

擬似定型詩

日々を生き 時を殺して 四千日
君視る姿 私の骸 (2009.10.30.)

なに一つ、かわりばえなき 人生を。過ごしたくあり、過ごしたくなし (2009.11.06.)

傘はある 気が向かなくて あまやどり (2009.10.26.)

夢に飽み きみはネットを かけ廻る 笑いも涙も リアルなりせば(2009.10.15.)

無題、2009.10.18.

誰をも、何をも裁いたり憎んだりすることはないので、決して赦すこともない。

ただ相手の基準で相手に接するだけ